お金を使わない遊び

まずお金を使う遊びの共通点を考えてみてください。
多少の例外はありますが、お金を使う遊びというのは「外出する・誰かと一緒にする」ことに尽きます。
正確に言えば遊ぶ前の事前準備(交通費・交際費)にお金が掛かるのであり、遊びそのものだけの値段でいうと大した金額でない事が殆どです。

 

そう考えるとお金を使わない遊びというのは、大半が自宅での一人遊びになります。
通信費というものを生活費で考えるのであれば、パソコンやスマホは大きな味方です。
無料ゲームや無料アプリが溢れかえっていて、本気で探せばどれだけ時間があっても遊びつくせません。
パソコンかスマホがあれば、実質お金を使わない遊びは殆どが網羅できるのが今の時代です。

 

しかし現代においては、この無料という項目が重く重く圧し掛かっています。
無料ゲームの人気はスマホを筆頭に衰える事を知りませんが、有料ゲームである娯楽業は悲惨なほどに遊戯人口が減ってしまっています。

 

映画・カラオケ・ゲームセンター・ダーツ・ボウリング・ビリヤード・パチンコ等の娯楽そのものの人は全盛期の半分以下になってしまっています。
そして有料ゲーム(ゲーム機やソフトが必要な据え置きタイプ)に至っては殆どが開発費を賄えていません。

 

有料ゲームが無料ゲームより駄目なのかというと、そうではないのです。
ゲーム性や誰かと遊ぶ楽しさ込みで娯楽や有料ゲームの方が楽しいのは間違いないのですが、楽しさより手軽さが求められ過ぎてしまい、凝ったゲームや娯楽であるほど面倒だと思われる傾向が強くなってしまいました。

 

昔のファミコンのゲーム(特にRPG)などはとにかく理不尽で、訳が分からぬままゲームオーバーになるのが当たり前でした。
それでも皆が挑戦したのは、周りの誰もが楽しんでいたからであり、他に娯楽が無かったからです。
当時のゲームを懐かしいと思う事はありますが、一からクリアしようという気には中々なれません。
時間もそんなにありませんし、何より難しい上に進行が遅いからです。

 

流行りという物は、SNSに関して言えば毎年何かが生まれていますが、遊びという面ではここ最近は何もありません。
皆がやっているから自分もやっているという感覚はもう必要無いので、誰もが遊ぶゲームや娯楽というのが新しく流行らないのです。
もっと言えば、昔と違って無理に流行に乗る必要はありません。

 

そんな中、パソコンやスマホで出る好きに遊べる無料ゲームは、人々の需要を満たしました。
何もかも忘れる程熱中する訳ではありませんが、好きに始めて好きに辞められます。
これからもお金を使わない遊びは、多種多様に個人の好みを捉えていくでしょう。

 

今の時代、上手く遊べばお金を使わない遊びはインターネットで全て賄えます。
一人一人が好きな事をできる時代である以上、これからも無料の遊びは増え続けていくでしょう。